2016年3月6日日曜日

やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実



NHKスペシャル取材班 (著)  主婦と生活社

今回はこの書籍に関して説明したいと思います。

腸内フローラを理解するためには、わかりやすくとてもいい良書だと断言できます。

やはりこの書籍の中でも

腸内フローラ、腸内細菌の驚異の力として紹介されているのが

腸内細菌が腸内で生成する「短鎖脂肪酸」です。

個人的には何故、乳酸菌生産物質という名前を出さないのかわかりませんが・・

いろいろと大企業に気を使うところがあるのでしょう。


この中で、とても大事なことを書かれている箇所があります。


癌、糖尿、肥満、アレルギー、免疫など年齢を重ねても

健康な体を維持することで一番大事なことは

血液中の「短鎖脂肪酸」濃度を一定の高さでキープすること。


という一文です。


これは研究者にとっては当たり前のことですが、一般の方には少しわかりにくいのかもしれません。

血液中の「短鎖脂肪酸」濃度を一定の高さでキープする
 
とはいったいどういうことでしょうか?


これは腸内で「短鎖脂肪酸」を生成することが出来る善玉菌が安定していれば、

常に「短鎖脂肪酸」を生成することができるので、血液中の「短鎖脂肪酸」濃度を長時間保てることが出来るということなのです。


そして、とても大事なことですが、繰り返しになりますが

善玉菌とはあくまでも自分が赤ちゃんの時から棲みついている、自分の乳酸菌でないと意味がありません。


私が何度も、一般的な乳酸菌サプリメントやヨーグルトのような

自分の腸とは関係の無い乳酸菌を、しかもたったの数種類だけ

腸に届けたとしても、実感するのはとても難しいといっているのは

そのためなのです。


結論を言えば、乳酸菌を取ることよりも、

 

自分の善玉菌を守り育てることが大事なのです。


そうすれば

「短鎖脂肪酸」の血中濃度を保てる!

→若さを保つ健康体になれる!のです。



自分の善玉菌を守り育てるための、強力な方法としておすすめするのが

ヒト由来の乳酸菌から生成された、「短鎖脂肪酸」のサプリメントを接種することなのです。



この「短鎖脂肪酸」はそのまま腸内の毛細血管から吸収されるのはもちろんですが、

自分の腸内の善玉菌を守る、「なわばりエキス」としての役割を担うのです。

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性に保ち、

アルカリ性で繁殖する悪玉菌の勢力を弱めることができるのです。


弱酸性になった腸から排出される、、

「ウンチ」


明るみのある茶色で、臭いもやや酸味のあるものになります。



そうなのです。腸とうんこは弱酸性が望ましいのです。

これ意外に知られてないですが、考えてみれば当たり前なのです。

腸の中の温度って37度なんです。真夏の炎天下の温度ですよね。

37度の炎天下の生ごみって普通にすごい臭いが出ていますでしょ。

あれを腐敗臭といいますが、アルカリ性によったウンチもまさにそれ。

便が腸内でアルカリ性によっているため悪玉菌が繁殖するため、

腸内で食べたものが腐敗するのです。

ウンチの臭いが異常に臭かった私は・・腸内で食べたものが腐敗していたのです。

大事なことなので繰り返しますが

アルカリ性で便が腐敗し

酸性で便が発酵すると覚えてください。


<まとめ>

健康な体を維持するためには

血液中の「短鎖脂肪酸」濃度を一定の高さでキープすること

  そのためには

腸内を弱酸性に保ちましょう。


適度な運動

そして食事は

野菜、大豆製品、キノコ類、海藻類、ナッツ類(くるみ)

これらをバランス良くとることを意識しましょう。

そして

ヒト由来の乳酸菌から生成された、「短鎖脂肪酸」のサプリメント


 をとること。


これがベストな答えです。